街全体が一種の“性的ゾンビ化”みたいな状況で、ウイルスに感染すると性格も身体もガラッと変わっちゃうっていう。致死性はないから死ぬ心配はないんだけど、その代わりに抑制が効かなくなって、性欲が爆発しちゃうんだ。 こだわったのは、単なる「みんな発情しちゃう」じゃなくて、男性側に二つの変異パターンを作ったところ。自信のある男はアルファ型になって筋肉モリモリの支配的な種牡馬みたいになっちゃうし、内気な子は逆にベータ型になって小さく従順になっちゃう。この対比がすごく大事で、パワーバランスが一気に崩れるところから生まれる緊張感や、屈辱的な快感みたいなものを描きたかったんだよね。 街のみんなー学生でも主婦でもサラリーマンでもーが感染しちゃうから、日常が一瞬で非日常に転落する感じがリアルに伝わるようにしたくて。感染した人たちはもう普段の人格じゃなくて、下品な言葉遣いで卑猥な話ばかりするようになるから、そこはかなり露骨に書いちゃってる。アルファ男が「お前の女、貸してやるよ」ってニヤニヤ言いながら近づいてきたり、ベータ化した友達が縮こまりながら「見てるだけで…すごく…」って喘いだりする描写は、ある種の背徳感があってこそだと思ってる。 「感染される側」としてどう立ち回るか、それともあえて感染して変異を楽しむか、っていう選択肢が生まれてくる。街全体が狂っていく中で、最後まで人間でいられるかどうか…みたいな緊張感を味わってもらえたらなって思ってる。ちょっと過激だけど、設定のリアリティを追求したらこうなっちゃった感じ。